香川県丸亀市と隣町・綾川町でオリーブ栽培に取り組んでいる「Ｎａｋａｉ農園」。
「たかんぼさん」とも呼ばれる大高見峰のふもとに広がる農地は、豊富な伏流水に恵まれ寒暖差の大きい一帯として知られています。その昔は、米どころとして知られた水田を少しずつオリーブ畑に造り替え、現在は、8アール、約300本のオリーブをゆったりと育てています。

オリーブは、実を収穫してオイルを絞るだけではなく、その葉からはオリーブ茶やオリーブ葉の粉末も作り出しています。また、昔ながらの米づくりにもこだわり、とびきりおいしいお米も販売しています。オリーブもお米も収穫量には限りがあります。在庫限りで、次の収穫までお待ちいただくことも…。そんなわずかな収穫ですが、それだけにひとつひとつに込めた愛情は、どこにも負けません。


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　　農園主からごあいさつ
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こんにちは、「Ｎａｋａｉ農園」の農園主、中井逸子と申します。

長年、主人と共に緑化や法面保護工事に取り組む企業で働きながら、兼業農家として農業にいそしんできました。最初は米作りに打ち込んでいましたが、米価の低迷と資材費の高騰などで、転作を余儀なくされました。

そこで、頭に浮かんだのがオリーブ栽培です。
ふるさと香川県ならではの農業にこだわりたいと思っての選択です。米づくりで培った香川県の風土に根ざし、この自然の力で創り上げる農業。農薬や化学肥料を一切使わないオリーブ栽培を目指しました。おそらく日本で、ここにしかない自然派のオリーブ栽培です。虫や病気との闘いの日々ですが、厳しい環境にもめげず、オリーブたちはたくましく育ちました。

10年の歳月が過ぎ、オリーブオイルをはじめ、オリーブ茶やオリーブ葉乃粉など、安心してお客さまにお勧めできる商品も増えました。自然の力で育て、人の力で守る農業。過保護にはせず、自然の生命力を信じ、その恩恵をいただく農業で生まれた逸品たちです。数に限りがありますが、ぜひ「Ｎａｋａｉ農園」の自然の力を味わってください。心に体に目覚めるものが、きっとあると信じてお届けいたします。